2016年12月13日火曜日

エフエム日記12月13日




快晴の気仙沼から
皆様おつかれさまです!

夜から天気が荒れるとの事ですが
現在は気温が高く、気持ちよい一日です。

さて今回のブログでは
米科学雑誌「プロスワン」へ掲載される
「唐桑の舞根湾の生物生態系の回復」





こちらの記事を紹介させて頂きます。

京都大舞鶴水産実験所の益田玲爾准教授らの
津波後の海中での生態調査を紹介したレポートで、

震災後、2011年5月から2016年の3月まで
二ヶ月ごとに舞根湾の生態系の潜水調査を行い
得られたデータです。

それによると2012年以降、
魚の種類は4~5種に増えて、2011年の約2倍に回復、

ただ種類には偏りがあって12、13年には、
これまで観察記録のなかった熱帯性の魚が見つかったとの事。

しかし2014年以降、アイナメなどが出現すると
熱帯魚はいなくなったといことです。



全体の個体数は11年から12年にかけて若干増加しましたが
それ以降変化はなかったとのことです。

舞根湾全体としては回復が続いた一方で、
湾の奥では種類や生物個体数の増加は確認できなかった。

その理由は陸上からの土砂が堆積して、
魚などのすみかや餌になる 海藻が育っていないことが原因で
益田准教授は「海洋資源の適切な管理法の提案にもつなげたい」
と語っています。

今回のブログでは
とても興味深い記事を紹介させて頂きました。
ブログ担当は尾形でした。





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