2015年2月11日水曜日

取材報告「Kesennnuma,Voices(けせんぬま・ぼいせす)4」



今週末・・・
2月14日全国ロードショー「悼む人」の映画監督・堤幸彦氏が
震災後から力を入れている、
気仙沼を舞台に描くドキュメンタリードラマ「Kesennnuma,Voices4」の制作記者会見
のもようをご紹介しました。




毎年1本を1回として・・・
堤監督は、東日本大震災後、
「被災地・気仙沼の声」を記録し続け、
震災から4年となる今年、シリーズ4回目。

毎回テーマを持ち、撮影を続け放送される
「Kesennnuma,Voices(けせんぬま・ぼいせす)」。


シリーズ1回目からこの作品に登場し、
自らを通して「声」を伝え続けてきたのは、
気仙沼出身のアナウンサー・生島ヒロシさん、
その息子で俳優の、長男の勇輝さん、次男の翔さんのお二人。


二人を通して気仙沼の人々の声を記録してきたこの番組の


今回のテーマは
【大切な人を失うということ】


津波で肉親などを失った人を訪れ、
亡くなった人への思いに耳を傾ける姿が撮影されるということでした。

今回の撮影には、勇輝さん、翔さんの親であり、
妹夫婦を津波で亡くされた気仙沼出身のアナウンサー・生島ヒロシさんも登場し、
親子で気仙沼を見つめます。

父・生島ヒロシのルーツをたどりつつ、
「大切な人を失った家族の1つの在り方」が映し出されるこのドキュメンタリードラマ。

すでに撮影が行われ、生島ヒロシさんの母校なども訪れたようです。



堤監督は、
「当初は部外者に何ができるのか?不安な想いがあった。
が、映像という武器で現状を世界に発信することができる。
様々なところで、気仙沼の現状を尋ねられることで、
この活動は間違っていなかったという確信がもてるようになった。
3.11を忘れてはいけない。
ドラマを通して、見た人が、自身の明日としてとらえ、考えるヒントになれば」

と話してくれました。

気になるこの放送は、
3月11日午後8時30分からTBSチャンネル(CS放送)で全国放送されます。

是非、ご覧ください。


最後になりましたが、

堤監督、出演者の勇輝さん、翔さん、そして今回、
撮影に出演する生島ヒロシさん、
撮影関係者の皆さん、協力者のみなさん、

「Kesennnuma,Voices4」制作、誠にありがとうございます。

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